あの日あの時あの場所で……。

ナイトウィザードのキャンペーン最終回を遊びました。
クリスタルの髑髏に封印されていたエミュレーターが、髑髏を発掘した教授の娘・由加里に乗り移り、キャラクターの里村三月をたぶらかして(というか、一方的に里村が惚れ込んで)、『元人間のエミュレーター・由加里+元PC・里村 VS ウィザード』という図式のキャンペーンでした。
由加里と里村は死後の世界に行ってまで、現世を侵略しようと企み、その野望を打ち砕くために、ウィザードの我々は自ら仮死状態になって追撃しました。
最後の戦闘で、エミュレーターは死の直前に“輪廻転生”しようとしたのですが、その呪文を封じられ、暴走した呪文のエネルギーに巻き込まれて、ウィザードたちは現世へ飛んできてしまうのです。


しかも、全てのはじまりだったクリスタルの髑髏の発掘現場に。


エミュレーターが封じられている髑髏を封印すると、髑髏はただの髑髏になってしまいます。そして、自分たちの手で倒した由加里と里村に再会するウィザードたち。真新しい歯車が噛み合い、回りはじめるのでした。


輪廻モノでありましたか。旦那さま曰く「里村のキャラクターシートを、返してあげたかったんですよ」との事。なるほどね〜。
でも、自分と等しい存在があの世にいる事を知ったわたし。死んだ恋人とあの世で再会し、再び別れた男。自分を倒したエミュレーターを命をかけて封印し、魔剣と共に消えた親友を見送る男。
何もなかった事になったはずだけど、いくつかの犠牲があった事をわたしたちだけは知っているという、ハッピーエンドなのに少し寂しいエンディングでした。