Make Way for Ducklings

Make Way for Ducklings
Robert McCloskey

マガモのマラード一家が、より快適な公園の池を目指して、引っ越しします。
気の良い警察官やパトカーまで動員して、母親と8匹の子供がボストンの街中を大行進!

日本でも恒例の、カルガモの行進みたいなお話です。
ジャック、カック、ラック、マック、ナック、ウァック、パック、クァック、という子供たちの名前が面白くて。いちいち、順番に書いてあるんですよね。英語で書くと、頭文字がJKLMNOPQなので、よりおかしいです。クァックというのは、アヒルやカモの鳴き声で、それにかけて名付けているんですね。
シンプルだけど、デッサン力のあるイラストです。この絵本を描くために、作者はカモと一緒にお風呂に入ったという話ですよ。
惜しむらくは白黒なこと。ちゃんとした本の方はセピアカラーのようです。


THE 20th Century Children's Book Treasury の中の、YOUNGER 向けの一作。
見なれない単語、鳥関係の用語などが多かったり、知ってる意味とは違う意味で使われる単語が多くて、読むのには時間がかかってしまいました。ちょっと自信を無くしそうだったので、もっと簡単のを読まないと駄目ですね。
邦題は『かもさんおとおり』です。