オズの魔法使い。

0194229580
Wizard of Oz level 1 (Oxford Bookworms Library)
L. Frank Baum Tricia Hedge

カンザスに住むドロシーはある日、彼女の家ごと竜巻で飛ばされ、オズと呼ばれる不思議な国にやってきました。そこで、ドロシーはカカシ、ブリキの男、臆病なライオンと友達になります。
彼女はカンザスへと帰る方法を高名な魔法使いから教えてもらうため、友達と一緒にエメラルドの都へと続く黄色いレンガの道を歩きはじめました……。

オクスフォード・ライブラリシリーズの1冊です。レベルは1。
なんと、文字が小さいのに42ページもあります。絵もいっぱい入っていますが、わたしとしては快挙ですよ!
簡単な英語で書き直されたお話なので、すごく読みやすいんですよね。話もおおよその事は覚えていたので、判らない単語も判別しやすかったです。YL(読みやすさレベル)は2になっていますが、1くらいでも大丈夫だと思います。
いずれは原文の方を読んでみたいです。これはちょっとした目標にしておきましょう。
しかし、調べてみたら、オズの魔法使いには続編が13編もあったんですね……。知らなかった……。


しかし、子供の頃は普通に楽しんで読んだ記憶がありましたが、大人になってから読んでみると、すごい展開だなぁ。
竜巻に飛ばされたドロシーの家が不時着。恐る恐る外に出てみると、マンチキン(という種族)が「悪い魔女を倒してくれてありがとう!」と大喜びしてるんですよね。
ドロシーの家で踏みつぶされた魔女。チーン。(しかも、足だけはみ出てる……)
そして、魔女の履いていた靴を「これはあなたのよ」と言われ、素直に履いてしまうドロシー。わたしとしては、ちょっと、こう、微妙に御遠慮したい気持ちになりますが。
でも、冷静に考えてみると、D&Dなどファンタジーゲームで悪い魔法使いを倒したら、間違いなく死体やら住処やらを漁って、得たマジックアイテムを売るなり使うなりするので、あまり人の事は言えません……。