ライダーとレンジャー。

旦那さまと友達交えて、映画を観てきました。観たのは、魔法戦隊マジレンジャー仮面ライダー響鬼です。
実はわたし、どちらも2回くらいしかTVで見てなかったりします。でも、熱心に語る人が身近にいるので、内容はわりと知ってたりして。


マジレンジャーは、お母さんが死んで「もうマジレンジャーなんかやらない」みたいな事を泣き叫んでる回と、魔法のランプ猫が初登場の回をTVで見たんですよね。
でも、このシリーズは基本的に1話完結なので、いつ見てもそれなりに理解できるところがいいですよね。
テーマは、お姫様を助ける白馬の王子、というところでしょうか。変身すると、身長差のでるカップルです。
マネージャーの山崎さんのウェディングドレス姿が、なかなか麗しかったり、包帯巻いた敵の幹部が結婚式にノリノリだったりしました。
観終わった後に、旦那さまがポツリ。
「俺の気の迷いかもしれないですが、白くて大きい偉い人、へドリアン女王に似ていませんか?」
「そうッスよ!」
マージトーピアー。


今回の仮面ライダー響鬼は時代劇、という話だったのですが、現実世界から昔の文献を探るというカタチで、違和感なく観ることができましたね。
ただ、映画で初めて出てきたキャラクターにスポットが当たりすぎで、響鬼以外しらないわたしは混乱しました。キャラクターが増えたのはスポンサーの意向らしいですけど、わかりやすさに主眼を置いて欲しいな。
映画の合間に、そこら中の子供たちが親御さんに「ねぇ、ひびきは?」「ひびき、どれ?」と聞いていて、心が痛くなりましたよ。ライダーが増えて喜んでるのは、大きいお友達くらいだと思う。
……シャチホコはウケたけどさ……。
北海道代表の白熊はともかく、大阪の虎、福岡の鷹は「プロ野球かよ!」とツッコミ入れたくなるし、名古屋のシャチホコは「シャチじゃなくて、シャチホコかよ?!」とツッコミ入れたくなるし。音楽技もそろい過ぎるとチンドン屋のようで。ギャグか。ギャグなのか。
でも、カブキ絡みの話は良かったです。あれは、もう一人のヒビキなんですね。半分だけヒビキにそっくり。カブキの右側と左側の姿の撮り分けが、話の肝っぽかった。カブキの心の中を、もっと丁寧に描いて欲しかったな。
人間の子供は好きなんだよね、カブキ。何だか、ホロリときましたよ。
あと、妙に色っぽいのですよね、カブキさん。唇つやつや。多分、子連れのお母さまの方が胸キュンですよ。あと、オロナミンCをゴキュッと飲みほし、アッという間に元気ハツラツになる響鬼さんにも胸キュンです。