N◎VA熱。

忘れた頃に、グワーッと訪れるトーキョーN◎VA熱。
外が猛吹雪だったのもあって、ずっと家にこもって、(依然やる当てのない)シナリオを練り込んでいました。


前回は、ルールブック付属のシナリオを遊んだのですが、N◎VA嫌いな人にも「面白かった」と言ってもらえたのが嬉しかったのです。
ちなみに、わたしはゲームマスターというものが苦手です。アドリブってものが、全くできんのです。付属のシナリオそのままでは、絶対ムリ。
昔、天羅万象・零のマスターをした時、「すみません、ここにはそう書いてあるんで、そういうことでよろしくお願いします。許してください」ってな感じでした。苦い記憶です。


というわけで、せっせとカスタマイズ。
演出を設定に合うように打ち直して、N◎VA初心者でも世界観やルールを覚えられるように解説を挟んだり、テンパったりしないように場面の描写やNPCのセリフなどをせっせと増やしたり、前回出てきたNPCをもう1回出しながら前回のおさらいをしたり、相手の反応を待つところなどをチェックポイントとして書き加えたり。
これでもまだ不安。ドギマギ。A4用紙9ポイント文字で、すでに8ページを超えました。これから、敵側ゲストの戦闘データを読みこんだり、情報データの演出を考えたりします。
あんまり練り込みすぎても、脱線した時に真っ白になりそうで怖いんですけどね。すごくあがり症なので、当日のマスタリングのことを考えるだけで、足がガクガク汗ダラダラ。
でも、PCのカッコイイところを想像するのは楽しいですね。ちょっぴりマスターの楽しみがわかった気がします。


でも、それが「ひとりよがりだ」ということは、何となくわかるんですよ。何がカッコイイかを決めるのは、プレイヤーなわけで。
マスターが用意した選択肢をプレイヤーが発見し、自発的に選ぶようさりげなく誘導する、という状況に追い込むシナリオを自作するには、まだ経験と知恵が足りませんけどね。
例えば「水を飲んでもらう」として、椅子にしばりつけた人に「さあ、これを飲みなさい」とコップを押しつけるのではなく、砂漠の真ん中に放り出されて干からびかけた人に「遠くに泉が見えた気がする」と言うような。そういうシナリオが理想なんですけどね〜。
……精進します。