バテンカイトスはじめました。

バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海

バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海

色々と借りてたり、遊びたいゲームが山積みなのですが、ゲームキューブの「バテン・カイトス」を始めてみました。2月に2が出るんですよ。何やら評判が良さげなので、この間買ってみたのです。絵も好きだし!
このゲームは2枚組なんですよね。2枚組ったら、PS2なら1つのケースの中に2枚ソフトが入っている状態が思い浮かびませんか。
このソフトは、ケースが2つ、横に並んで紙箱に入ってるんです。表面積が約2倍。ソフトが小さいのが売りのGCで、思いっきりかさばってます。せめて、2つ重ねた箱にしようよ!
で、今まで放っておいたくせに、なぜ今になって遊びはじめたかというと、実は、クラブニンテンドーへのポイント加算時期が今月末までだったんですよね。ギリギリすぎ!
ポイント登録時に、感想を書く欄があるので、せめて第一印象くらいは……、とやり始めたのであります。


というわけで、冒頭部分の感想。
「まず、説明書を読め」
読んでもわかりにくい説明書ですが、読まないともっとわからない。本気で。
プレイヤーおいてけぼり気味ではじまります。いきなり名前を聞かれますが、自分が記憶喪失中の精霊だとゲームの中でわかるのは、ちょっと後になります。でも、説明書にはちゃんと書いてある。
“プレイヤーは、主人公「カラス」に憑いた精霊となって、ゲームを進めることになります”
なんか、その辺りがしっくりくるまでに、かなり時間がかかりました……。
ただ、主人公「カラス」っていうキャラクターがヤサグレ系の青年。これがもし「自分」だったら、「わたし、こんなこと言わないよー!」って、カチーンときてたかもしれません。キャラクターが勝手に喋るの、好きじゃないんですよね〜。
でも、第三者的な立場を取ったことで、そんなカラスも憎めないヤツに思えます。うまいスタンスだなぁ、って思いました。


映像や音楽はかなり好みで、ほんと、映画みたい。
ただし、主人公が自分じゃないために、序盤の行動理由がさっぱり不明なんですよ。人が動くためには、やはり理由ありきというか。まぁ、そっちに行かないと話が進まないから行くけどさ〜。こんなコトが気になるのは、わたしだけなのかな。
まぁ、冒頭以降の“精霊(プレイヤー)”には、「ヒロインを助けたい」という理由ができるんですけどね。でも、カラスくんは非常に面倒そうな顔をしてる……。
ぬぬ、けしからん。「握った拳は誰かの幸せ守るため 」ですぞ!(by 宇宙刑事シャリバン


で、戦闘なんですが、最初は難しかった〜!
何をやっていいものやら、どういうルールなのやら、ホントに理解できませんでした。説明書を読んでもチンプンカンプンだし!
でも、うーんうーんと唸って、ゲームをやりつつ説明書を読んだら、ようやく理解できつつあります。
このゲームでは、攻撃と防御は、マグナスと呼ばれるカードで行います。
マグナスは、戦闘終了後や、イベントでもらえたりします。それをデッキとして組むわけです。デッキの枚数や、戦闘で1度に使える枚数は、クラスレベルによって変わってきます。
戦闘になると、そのデッキからマグナスが配られ、自分の攻撃ラウンドに武器を選ぶと攻撃、敵の攻撃ラウンドに防具を選ぶとダメージが軽減されます。武器を2枚、3枚と選ぶことが出来れば、複数回攻撃ができます。
マグナスにはそれぞれ“精霊数”と呼ばれる数が書いてあるのですが、それをストレート(2・3・4などの昇順、もしくは4・3・2などの降順)やカード(5・5・5など、同じ数字)で揃えると、プライズと呼ばれるボーナスがつきます。面白いですね。

それから、マグナスには時間が経つと共に変化するものがあります。HPを回復する「たけのこ」が、時間がたつと武器になる「青竹」になってたり、敵にぶつけるくらいしかない「青いバナナ」が、HPを大きく回復する「黄色いバナナ」になってたり、「ロックアイス」が「ミネラルウォーター」になってたり。面白い……。
あと、何故かカメラのマグナスがあって、攻撃の時に組み合わせると、敵や味方の写真が撮れるんですよ。(余裕あるな、お前!)
他のマグナスはあまり高く売れないんですが、写真だけは高値で引き取ってくれるんですよね。でも、上手に撮れてないのは、ちょっと安かったりして。調子に乗って、カシャカシャやってます。面白すぎ!
最初は敵に「バナナ」あげて大回復させちゃったり、防御するのにカード選ぶのが間に合わなかったり、アイヤ〜な感じでしたが、かなり面白いシステムだと思います。
2も楽しみですね。1よりも昔の世界らしいのですが、カメラは残して欲しいなぁ。