オリエント急行の殺人

オリエント急行の殺人 (創元推理文庫)

オリエント急行の殺人 (創元推理文庫)

先日に引き続き、ポワロシリーズを読みました。
これは名作中の名作で、読んだことのない私ですら、大まかなあらすじを知ってましたからね!
本来ならば、探偵役が犯人を見逃す――犯人の自殺を含みますが――(ネタバレにつき伏せる)というエンディングは好きになれないのですが、これは本当に綺麗に結末がまとめられた劇のようで、これ以外の結末はなかったのだろうなぁ。
何度も映像化されるのもわかるような、個性的な乗客たちでした。


しかし、やはり翻訳がいまいちピンと来なくて……。
頻繁に出てくる「化粧着」という言葉に違和感あって、もやもやしてました。
どうも「ガウン」や「ケープ」という意味合いらしいのですが、最近は言いませんよね、化粧着って。
違う出版社のものや、英語版もいつか読んでみたいと思いました!