居眠り磐音15巻。

驟雨ノ町 ─ 居眠り磐音江戸双紙 15 (双葉文庫)

驟雨ノ町 ─ 居眠り磐音江戸双紙 15 (双葉文庫)

国家老で忙しい磐音の父が公務で江戸にいる間に……という事で、おこんの父であり、磐音の大家である金兵衛を招き、おこんと磐音の父と共に宴を開きます。
その場で、磐音の父から金兵衛へ、「おこんさんを倅の嫁に貰えぬか」なんてぶっちゃけちゃったので、それまで娘の見合い話で走り回っていた金兵衛さんはひっくり返りそうになってました。
武家様と町娘ですからね〜。
一方、藩主の従兄弟でありながら不正を企てた江戸家老との決着もつきます。
めでたしめでたしであります。


盗賊の話は、磐音にしては拷問話があったりして、ちょっと苦手だったかな。
他にも、幸吉の家出(?)の話とか小さな事件がいくつか。戻ってきた幸吉は真っ先におそめちゃんに会いに行き、びんたをくらいます。将来尻に惹かれそうだなぁ、彼は。
そういや、ドラマの中でおそめちゃんと幸吉は姉弟という事になってしまいました。ちょっと残念だったりします。