居眠り磐音16巻。

螢火ノ宿 ─ 居眠り磐音江戸双紙 16 (双葉文庫)

螢火ノ宿 ─ 居眠り磐音江戸双紙 16 (双葉文庫)

吉原でも名の通った白鶴――磐音の許嫁であった奈緒の身請け話の噂が流れます。
その話は真実で、なじみの絵師によると、それは山形の若い真面目な商人で、妾としてではなく妻として迎えるという話なのだそうな。
その主の横顔には、どことなく磐音の面影があると言います。


そして、やはり最後まで白鶴の身請けを邪魔しようという輩がいるわけで。
江戸ではじめて言葉を交わした日が、別れの日。


……何というかもう、切ないな!
14巻と同じくらい、こちらも名作であります!!


それにしてもこの作家さん、1年に何冊も書いてる。すごいな……。