居眠り磐音20巻。

野分ノ灘 ─ 居眠り磐音江戸双紙 20 (双葉文庫)

野分ノ灘 ─ 居眠り磐音江戸双紙 20 (双葉文庫)

磐音が剣の師である佐々木家の養子となり、道場を継ぐという話が本決まりになります。
そして、おこんは上様のお側衆(将軍警護)であり佐々木玲圓先生と昵懇の中である速水家に養子縁組され、そこから磐音に嫁ぐという話しになります。
しかし、磐音は家を出た身とはいえ、本来は豊後関前の国家老の嫡男。父親は快諾したものの、母親の心が決まらない事を文で知らされ、磐音はおこんを連れて関前へ行く決心をします。
豊後関前は、今でいう大分県。当時の感覚でいえば、途方もなく遠い地です。
おこんも一大決心をして、船旅に挑むのでありました。
もちろん、船の上でもまた一悶着あるのですが……。