極意〜密命・御庭番斬殺

密命シリーズ9巻目です。
今作では、徳川吉宗の御庭番が江戸城の内部で殺され、彼と共にいたはずの御庭番を捜索する、という密命が金杉惣三郎に下されます。
そして、武者修行の旅に出ている惣三郎の長男・清之助の元にも、次々と柳生七人衆が襲いかかります。


そういえば、私は以前の日記で、清之助の事を「清次郎」と書いていました。
どうやら、池波正太郎先生の「剣客商売」に出てくる「秋山小兵衛・大治郎親子」の事が、頭に思い浮かんでいたようです。
小兵衛に比べれば、惣三郎も佐伯先生もまだまだお若いので、ぜひとも三世代での剣客を見てみたいものですね。