とめはねっ!2、3、4。
河合克敏先生の書道漫画の続き。
とめはねっ! 鈴里高校書道部 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)
- 作者: 河合克敏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/10/05
- メディア: コミック
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主人公の影の薄さが偲ばれます……。
でも、帰国子女のユカリくんと柔道少女の望月さん、「書道初心者」という意味でダブル主人公なんだろうな。
2巻では「駅前書道パフォーマンス合戦」をやっています。
途中で突っ込みも入りますが、あまり書道っぽくはありません。面白いけどね!!
それから、2巻では主人公の父親と祖母が初登場。
どちらも主人公とはかけ離れた性格ですが、彼らがいて、母親が不在だからこそ、あの達観した性格になるのかもなぁとも思いました。
とめはねっ! 3―鈴里高校書道部 (ヤングサンデーコミックス)
- 作者: 河合克敏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: コミック
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他校の書道部に双子の妹さんがいますが、そちらは悪魔のような性格(某部員談)で、しょっちゅう虐められています。
今回は「合宿編」。ユカリくんがめきめき上手になって、既に先輩達より高評価。
砂のお城を作るのも上手(地味な趣味だが、城は派手!)だったりするので、集中力と持続力があるのでしょうね。
とめはねっ! 4―鈴里高校書道部 (ヤングサンデーコミックス)
- 作者: 河合克敏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/11/28
- メディア: コミック
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ユカリくんの初バイトがキッカケで、ほのかな三角関係に発展しております。
AさんをBくんは好きで、Bくんの事がCさんは気になって……。うおお、甘酸っぱい。
……でも、Aさんはというと、BくんもCさんも書道のライバルだと思って、メラメラ闘志を燃やしているわけで……。甘酸っぱくな〜い……。
部活の方では、「書の甲子園」とやらに向けて、ユカリくんも望月さんも頑張っていました。
どうやら、望月さんは「大字書(畳くらいある紙に書く書道)」の方が得意のようです。
なお、表紙のキャラクターの背後に描かれている文字は、1巻から順に、「永」「母」「聖」「風」です。
書いているのは、武田双雲先生。
私より2歳も若くして、有名な書道家さんです。最近ですと、「天地人」の題字も手がけています。
彼の書道パフォーマンスがなかったら、この漫画が生まれる事もなかったかもしれませんねぇ。
上手な字は、見てると気持ちが良いものですよね。
実は私、中学の頃まで書道を習っていました。
一応、準五段にまでなったのですが、字は下手です。
一文字だけ書け、といわれたら綺麗に書けますけど、文字を書く事にすぐ飽きるのと、全体のバランスを取るのが下手なため、文章になるとすごく下手に見えます。
実力を計るものは、たった1発の「ホームラン」ではなく、「打率」って事ですよね。