踊る夜光怪人。

児童向け推理小説、名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズ。
今回は夜中に踊りながら現れる光る怪人が相手です。いやぁ、タイトルだけで既に江戸川乱歩やら横溝正史の世界ですね!
内容はというと、暗号モノ。推理小説好きならば「待ってました!」と膝を打つ内容ですよ。
もちろん、この手のストーリーにはつきもの(?)の『謎解き談義』もあり。こういうウンチクって『本格派推理小説』にはよくありますよねー。
物語の綴り手、三つ子の長女・亜衣と、自称・詩人のレーチの初々しい恋愛模様も、なんともくすぐったいものです。
このシリーズはぜひ姪っ子に読ませたいのですが、8人も甥やら姪やらがいるのに、本好きな子が一人もいないのが悩みです。ぐすん。