更衣ノ鷹(上・下)

更衣ノ鷹(上) ─ 居眠り磐音江戸双紙 31 (双葉文庫)

更衣ノ鷹(上) ─ 居眠り磐音江戸双紙 31 (双葉文庫)

更衣ノ鷹(下) ─ 居眠り磐音江戸双紙 32 (双葉文庫)

更衣ノ鷹(下) ─ 居眠り磐音江戸双紙 32 (双葉文庫)

居眠り磐音シリーズの31、32冊目です。
第十代将軍徳川家治の才ある長男・家基さまは、鷹狩りの帰りに急に身体を壊し、18才(満16才)で無くなったことは史実。
というわけで、物語の中でその年を迎え、「その時」を読者は粛々と待ちかまえておりました。


……ですが。
我らが失ったのは、徳川の後継者だけではありませんでした。呆然。
磐音の許嫁だった奈緒さまが、吉原から北国の豪商へ嫁いだ時以上の衝撃でした。剣ではなく、謀略での敗北。苦すぎます。
佐伯先生、責任をとって、すぐにでも新刊を出してくださ〜いっ。
これからの展開は、ファンがショックから立ち直ってついて来れるかどうかの勝負所でありましょうなぁ。