アリスとハイジ。

twitterで、『アリスはアデレードから派生したもので、高貴なものとかそんな意味』という呟きを目にしました。(via aorenjar)
興味を引いたので少し調べてみたら、アデレードはドイツ語ではアーデルハイト、フランス語ではアデライード、イタリア語ではアリーチェ、スペイン語語ではアリシアポーランド語ではアリツィアと変化するそうです。


……アーデルハイト、って見覚えがある字面だなぁ。
と思ったら、ハイジの本名でした。
なるほど。
ということは、不思議の国の少女も、アルプスの少女も、語源は一緒だったのですねぇ。


なお、アリスを英語圏で短縮するとアリーやエリー、フランス語圏だとアデルやアリックスになるそうな。
海外では、「日本のファンタジーキャラは変な名前ばっかり」と囁かれているという話を聞いたことがありますが、日本人にとっては意味のない文字の羅列にしか見えない西洋の名前にも、元々はしっかりとした意味があるんだなぁと、妙な感慨を受けた次第です。