IQ探偵タクト 季節はずれの幽霊騒ぎ

深沢美潮先生+迎夏生先生タッグの、IQ探偵タクトシリーズ4巻目。
『季節はずれの幽霊騒動』は21世紀ならではの幽霊ネタ。
些細な言葉が誤解の発端だったりするんだ、と考えさせられるお話でした。


『オリオンの約束』はライブでの事件の話。
3巻に出てきたバンド仲間が再登場していますが、その辺を目をつぶれば基本的にはどこから読んでも大丈夫です。
ただ、話に出てくる女の子が超傲慢で微妙。深沢さんの書くヒロイン以外の女の子って、ちょっと微妙な事が多いかも。
あんなのと兄ちゃんがくっついたら嫌だなぁ。


そういや、ムーでも使われている「あるなしクイズ」が出題されていて、ムーとタクトの能力はドローのようです。
新刊での対決が楽しみですね。


蛇足ですが、イラストレーター紹介がムーの山田J太先生になっていました。
正しくは迎夏生先生ですよー。あり得ないミスだ!


ソフトカバー版→IQ探偵タクト 季節はずれの幽霊騒動 (ポプラカラフル文庫)