怪盗クイーンの優雅な休暇

怪盗クイーンの優雅な休暇 (講談社青い鳥文庫)

怪盗クイーンの優雅な休暇 (講談社青い鳥文庫)

久々に児童書!
はやみね先生著、怪盗クイーンシリーズの2巻です。
クイーンのワガママにつき合わされてため息をつくジョーカー君が可哀想で可愛すぎ!
もちろんやられっぱなしじゃなくて、かなり冷たくあしらわれるやりとりも面白いです。
でも、何だかんだでクイーンには全く適わないし、守られているんだよね。それを知ってるからジョーカー君も見捨てないし信頼してる。
今回はイルマ王女とジョーカー君の身分違いのツンデレロマンスまでオマケについてきた。将来彼女と再会できるといいなぁ。
盛りだくさんで面白かったです。
K2のNiki先生のイラストも素敵でした☆


以下、ネタバレ含む備忘録。
休暇を求める怪盗クイーンの元へ、カリブ海クルージングの招待状が届く。
送り主は、かつて宝石を盗み出したせいで壊滅した犯罪組織のボス、サッチモだった。
しかも、彼はクイーンが壊滅させた暗殺集団の生き残りやICPOの探偵も招待したという。
その船にはもう一人怪盗(?)が乗り込んでおり、その正体は、かつてサッチモに国宝の宝石を奪われた王女だった。
しかも、王女は何者かに命を狙われていた……。