名探偵夢水清志郎の事件簿1 名探偵VS.怪人幻影師
名探偵夢水清志郎の事件簿1 名探偵VS.怪人幻影師 (講談社青い鳥文庫)
- 作者: はやみねかおる,佐藤友生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 文庫
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探偵役以外は全て一新され、挿絵家さんも変更になっていますが、違和感なく読むことができました。
キャラクターは変われど、語り手は前と同じくミステリー好きの女の子。
ただ、物語が進むうちに、彼女には「もう一つの目的」ができます。それがこれまでとは違う楽しみになりました。
怪人幻影師……と言われて、何となく「ミラージュ」と呼ばれる怪盗クイーンが思い浮かびましたが、今回は「怪盗」ではなくて、「怪人」です。
「怪人誕生」の巻、でしょうか。
亜衣ちゃんたちのシリーズはまだまだ未読があるので、そっちも読まないと。
いつか三姉妹やレーチと競演する日も来るかしら。
教授が彼女たちを忘れていないことを願って……。(きっと羽衣ママのご飯の味は覚えている……)
以下備忘録。
五十年前の町を再現した「レトロシティ」に謎の怪人幻影師が現れ、レトロシティの創始者が名探偵夢水清志郎の元に依頼に来る。夢水と共にレトロシティに訪れた謎解き大好きの小学生、宮里伊緒・美緒姉妹は、そこで子役として活躍中の中島ルイと出会う。しかし、シティへの門が閉ざされた瞬間にルイの存在は忽然と消え失せ、展示中だった秘宝も幻影師に奪われてしまう。全てが夢か幻のように思えた伊緒だったが、夢水は全てのからくりに気がついた。