No.6 #1
NO.6〔ナンバーシックス〕#1 (YA! ENTERTAINMENT)
- 作者: あさのあつこ,影山徹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/10/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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児童書だと油断していたら、「精子が欲しい」「セックスしたい」なんて言葉がポンポン飛び出して、あーびっくりした。中高生向けなのですね。
近未来サスペンスは好きなジャンルなので続刊に期待。
ただ、私の脳がよどんでいるのかもしれませんが、言動がすごくBL臭い。男同士の会話じゃないよなぁ。
作者の脳内でつき合ってる感じ。そこはかとないBL臭は三浦しをん先生の作品に似てた。
あと、挿絵に写真を使うのは興ざめでした。背景はともかく、人物は……。そこは自分の理想を反映したい所です。
近々アニメで放送することが決定しているそうです。確かにアニメにしたら面白いかもしれませんね。
あ。
初読みだと思ってたら、先に1本短編を読んでいました。
以下ネタバレ備忘録。
"No.6"に住む紫苑は、重傷を負った"ネズミ"と名乗る少年を救う。しかし、それが治安局にばれ、豊かな暮らしを捨てる結果になった。
それから数年、十六歳の紫苑は勤め先の公園で謎の死体を発見する。
同僚も同じく目の前で倒れ、その元凶が人体に寄生する蜂であることに気付くが、治安局から一連の殺人犯にされかける。
そこに"ネズミ"が駆けつけ窮地を脱するが、既に紫苑にも蜂が寄生していた。
咄嗟の判断で一命を取り留めた紫苑だったが、既にその肉体は変貌していたのだった。