No.6 #2

あさのあつこ先生著、理想都市"No.6"の影を描く近未来SF。


うーん……。
物語の続きが気になるのですが、BL臭が鼻について読むのが辛くなってきました。
女の子を冷たくあしらっておいて、男友達に「惹かれてる」とか「優美」とか言ってベタベタまとわりつく16歳の天然ボケ男子ってどうなんだろう。相方もよく主人公を押し倒したり、胸を触らせたり。普通いわねーよ&やらねーよ!
狙いはあからさまなんだけど、読者ターゲットがよくわからないなぁ。一応児童書なので、もっと上手に隠して欲しい。
アニメでは、もうちょっと普通の友情でありますように。
物語自体はわりと面白いです。


以下備忘録。


紫苑の母、火藍(カラン)から密かに渡されたメモに書かれた住所には、力河(リキカ)という元新聞記者が住んでいた。
力河が火藍と共に写した写真には、生物研究機関に在籍していたという"ネズミの名付け親"の姿もあった。
一方、紫苑に想いを寄せる沙布(サフ)は、紫苑が西ブロックにいることを知り、彼を追いかけようと決めたところで治安局に連れ去られてしまう。
それを見た火藍は、ネズミへと助けを求めるのだった。