ルナ・ジェネシス、後半。

ようやく、ルナ・ジェネシスをクリアしました。
前半のプレイ記録(id:rie-6we:20050913)を書いてから、随分間が空いてしまいましたが、「あと少しで終わる」っていう所で放置していたようで、最後にちょっと遊んだら終わっちゃいました。
「いつかはきっと、面白くなるさ」と思って、頑張って最後まで遊びましたよ。正直、自分を褒めてあげたい。
もはや記憶は薄れつつありますが、プレイ記録を綴っておきます。読みたい人だけ、愚痴を読むが良い。ラストまでネタバレなので、注意。


12日目。
竜使いの試練を受けるため、序盤は通る事ができないローラントの森の南にあった湖を渡りました。
湖のほとりの立て札に、古代文字が書いてあったようなのですが、それを仲間が解読して、それを逆から読み上げると道が出来ました。
いや、もちろん、マイク機能を使った謎解きじゃないですよ。ただ単にイベント。今どき、小学生でもそんなネタ使わないと思う。
ローラントの森〜バレルの砂漠で手に入るのは、パジャマ、三連リング、スターのドレス、ドラゴンコート、トラの胴着。あとは、回復アイテム系。


13日目。
バレルの砂漠の奥にある赤竜の洞窟は、溶岩がいっぱい流れていて、その雰囲気は嫌いではなかったな。
赤竜は、意味不明でやや意味ありげな事を言い、戦闘へ。倒すと火炎のリングをくれました。
これで、ようやくジアンが全体魔法を使えるようになります。ガブリエルの全体攻撃も強いですが、その3倍くらいのダメージを与えます。すごい!
でも、MPが少ないので、すぐガス欠に。リングをはめると、カウンターが出せなくなるので、チマチマと装備を替えつつ進めなければなりません。魔法を使ってる事が前提の戦闘バランスになってるので、ジアンの魔法が切れた途端に、全滅しそうになります。ひぃ。
宝箱は、ドラゴングローブ、カウンタータイプ4、フォースリング他。


14日目。
次は、白竜の洞窟へ。でも、入り口は閉ざされています。
「デルリの神殿の100段の階段を完成させると、なんたらかんたら〜」といきなり伝説を語り始めるので、石を神殿まで運んではめてみたものの、神殿には何も起こらず。
すると、ジアンはまた「真実はなんたらかんたら〜」といきなり言い出すんで、また白竜の洞窟に戻り、開かれた入り口から中へ。
白竜と会い、また良くわかんない話をグダグダ語ったのちに、戦闘開始。疾風のリングを渡した後、白竜は消えました。もう、主人公の語りがいちいちバカっぽくて、腹立たしい。
確か、「戦わないなんて嘘だ〜!」とか言いながら、白竜に飛び掛っていって、「よくぞ、嘘を見破りました」とか言われてたような気がします。曖昧。
宝箱は、竜神のコテ、メンタルドロップ。


15日目。
竜の住む洞窟は、アルテナ神殿を中心として東西南北にあるというので、ミロード海底洞窟を通って、違う大陸に向かうことに。
この洞窟が、やたら大きい。さすがに、海の下にあるだけはあります。ようやく洞窟を抜けて、ノアピースの町にたどり着いた時は、ちょっと感動しました。
ところが、「今はそんな危険な道を通らなくても、シーリスの港町まで連絡船で行けるのに」とか言われ、「なんだとー!」とマジギレました。
宝箱は、精霊の髪飾り、ポエニクスクロー。あとは回復アイテムとお金。


16日目。
ノアピースの町から、ネーザの谷を経由して、黒竜の洞窟へ。自分の影(ダークジアン)と戦って、大地のリングを貰いました。
まぁ、自分に打ち勝つことが一番大変だ、という事でしょう。でも、未だに主人公の台詞に共感できません。
「お前、言ってる事に一貫性がないし、言ってる事とやってる事が結びつかないし」と、グダグダ文句言いながら遊んでいるので、旦那さまが時々心配そうにわたしを見ています。
どうやら、わたし自身が自分に打ち勝っていないようです。
谷〜洞窟の宝箱は、クリスタルボウ、フレアリング、ドラゴングローブ他。


17日目。
東モト雨林を通り、レブリックの村へ。
「こんな辺境までようこそ」とか言われるし、武器防具も強そうな名前なので、最後の村のようです。
しかし、しっかりガド・エクスプレスはあったりして。ココで配達をしまくり、装備を整えました。


18日目。
西モト雨林を通って、青竜の洞窟へ。
青竜に、「真理とは何か?」とか尋ねられ、最初は一人で戦うのですが、意味わからず。
そして、次はみんなで戦い、導き出した答えが「素朴な心を大切にする」らしい。やっぱり意味わからず。
きっと、泣き所だったんだろうなぁ。カケラも感動しなかったけど。でも、とりあえず水流のリングをゲット。
4匹目の竜が消えると、アルテナ神殿の封印が解けて、アルテナが再臨してしまうとか言って、阻止しなければならないそうです。でも、「アルテナ再臨って何?」という状態。またもや、プレイヤー置いてけぼりですか。そうですか。自分が苦労してやった事に対して、ダメ出しされた気分です。
宝箱は、アミュレット、クリスタルブーツ、リフレッシュリング、水晶の髪飾り、マジックリング。


19日目。
ジアンが「早く黒魔城に行かないと。でも、戻ってる暇はないんだ」とワガママ言うので、レブリックの村で情報収集。
近くにある塔に住む爺さんが、飛行船を作ってるというので会いに行くと、手土産を持って来いと追い返され、キルリスが欲しがっていたアンソダイトという花のような鉱石を、わざわざ青竜の洞窟にまた潜って発掘してきました。
それを渡すと、「飛行船を動かすには、ネグリ海洋研究所にある浮遊石が必要なんじゃ」とか言われて、取りに行く羽目に……。どこだよ、その研究所って!!
宝箱は、アシュラのヘアバンド、ケンオウの胴着、癒しの指輪、他。


20日目。
ネグリ海洋研究所は、シーリスの港町の対岸に発見。研究所は廃墟になっていて、中はモンスターだらけ。
ジアン、これならノアピースから船でシーリスに戻って、地道に黒魔城に行った方が、早かったんじゃないか?
確かに、途中の橋は壊れてたけど、黒魔城の近くに住んでいたフローラが合流してるわけし、フローラに道を聞けば行けたと思うんだけど。ふう。
宝箱は、メガネ、ガウスの首飾り、パラディンスーツ。


21日目。
キルリスに浮遊石を届けると、「飛行船を好きに使って良い」と言われます。ちなみに、この飛行船は「エックスアールさくら」という名前らしい。
さて、待望の飛行船。ダイナミックに飛び立つシーンとか、大空を飛行船が飛ぶアニメーションとか、せめて1枚の書き下ろしCGとか、最悪でも飛行船のアイコンとか出ると思っていたのですが。思うでしょ?
ところが、全体マップが表示されて、全ての町に移動できるだけ。演出も感動も皆無。何、それ。
そういえば、船に初めて乗り込んだ時も、あっという間に次の町だったものね。期待したわたしが馬鹿だったよ。
というわけで、回復のために、ちょっとその辺の町へ寄って、味気なく黒魔城へGO。シクシク。


黒魔城では、ルーファスを倒したギデオンが現れ、ジアンはいきなりルーファスの形見の剣を投げつけます。
「このために取っておいたんだ!」って、何のための形見だよ。お前、イグナティウスにも同じ事やって、返り討ちにあっただろ。いい加減、成長しろ!
その後、砂漠や火山など、今までに渡ってきた場所を象徴するような4つの部屋に出て、そこの敵を全滅させ、さらに巨大化したギデオンを倒すと、最後の舞台へ。
そこには世界征服をもくろむイグナティウスと、再臨したアルテナが。再臨しちゃったので、ルシアの記憶はなくなったそうです。「おろかな人間は立ち去れ」とか仰います。
ジアンが「記憶がないなんて嘘だー」とかダダをこね、ギデオンに剣とか投げつけてたくせに「戦いは何も生まないんだー」とか喚きちらし、イグナティウスに殺されそうになると、いきなりアルテナがジアンをかばって、代わりに串刺し。えー。
イグナティウスに平和論を訴えていたジアンくんがキレて、戦おうとするのをアルテナが止め、「全知全能なる神は存在してはいけないの」「ジアン、戦ってはダメ」とか言いながら、消えていきます。えーと、泣く所ですかね?
そして、アルテナの力を思いのままにしようとしていたイグナティウスは、大変お怒りに。「アルテナのいなくなった今、わたしが一番力があるのだー。まずはお前らから殺してやるー」というような事を言いながら、フローラを殺そうとするのですが、いきなり建物が崩れて、谷間に落ちそうになるイグナティウス。
それを、ファイト一発でキャッチするジアン。
「何のつもりだ」と言って、ジアンの手をパシッと叩き、まっ逆さまに落ちていくイグナティウス。


終了。
……え。えええー?!


そして、エピローグ。
アルテナの神官だったタイタスが、ペレスとかいう謎の男と何やらアルテナの事について、意味ありげなお話をしております。誰だよ、ペレスって。
そして、最後に後ろ姿のルシアっぽい女の子が、ジアンっぽい男の子に飛びついたシーンが一瞬出て、本当に終了。
クリアまで約58時間、主人公のレベルは73レベルでした。


「もう1回遊びますか?」と問われたら、「イヤです」と答えます。
とにかく、システム周りが酷いゲームでした。ちゃんとテストプレイしたのか、疑問に思います。
配達のお仕事は、まぁまぁ楽しかったのですが、住人がどこに住んでるか分かりにくいし、やり込み要素もないし、レベル上げとアイテム集めが別になっているので、苦痛と隣り合わせ。
アイテムが普通の戦闘で手に入って、アイテム収集やお仕事達成リストみたいなのがあれば、クリア後も遊ぼうかと思うけど、そんな気の利いたものはないし。クリア後にセーブできないから、2周目も同じ気がするし。ああ、もう。ガッカリ。
攻略本が出てたけど、買う人はいるのかな〜。